筆絵タッチの描き方④ 基本編:練習2
2013/11/02 23:26
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練習1が少し背景が込み入ってたのでシンプルな構図で基本編練習2。
Practice2 is simple composition of drawing adversely practice1.
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書き方の順序
①下描き
②人:太い線(主線)→細い線(書き込み線)
③背景:太い線(主線)→細い線(書き込み線)
④仕上げ
*POINT: オブジェクトが重なる場合はレイヤーを分けましょう。
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下描きを描きます。構図は手前から人→薔薇→竹垣。
オブジェクトごとに下描きの色を分けています。
人

太筆にて人主線。

下描きオフだとこのようになっています。
細い線(書き込み線)

髪の毛と爪、顔を入れました。スクールペン。
後は模様です。好きな模様を好きな場所に入れます。

スカーフと帯と着物の袖に植物のモチーフを入れました。
制限はありませんが、模様がぶつかり合ってうるさくなりすぎないように
オブジェクト同士(この場合スカーフ、帯、袖)の接地面にはあまり
模様を入れないようにしました。スクールペン。
これで人は終了です。
背景

バラの方が手前にあるのですが、竹垣を先に描いたほうがバラの位置を
確定しやすいので先に竹垣主線を描きます。太筆。

書き込み線を入れて竹垣は終了です。
今回はあまりモノと人の重なり合う部分をきっちり描かないようにしています。
こうすることで、人と竹垣の間に距離が出来、また人が絵の中で引き立って
見えます。スクールペン。

次はバラの主線です。描きやすいように人と竹垣の線はOFFにして
下描きのみ表示で描いていきます。太筆。

書き込み線で葉っぱの筋と、ほとんど見えないですがバラの花びらの
隙間があいているところを閉じています。スクールペン。

重なり合っている部分を消して完成です。

使用イラスト:竹と薔薇 Bamboos and roses, 2013/11/02, yata.

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